今年も、日本近海ではキハダマグロなどの超大物が釣れ盛り、<かんたんリーダー結び>で作る、<結節強度100%のPRノット>が活躍中です。
太いPEラインで、重いルアーをフルキャストするアクティブな釣りだけに、<PRノット>密巻後の、仕上げ時のハーフヒッチをより強固に掛けるには、どうすれば良いかとのお問合せがございました。
つまり、PE4~6号の太いPEラインを、<かんたんリーダー結び>の<糸止め>に強固に固定し、目一杯の力でハーフヒッチを掛けて、ハーフヒッチ部の緩みが起こりにくい<PRノット>を完成させたいとのご希望です。
現在の<かんたんリーダー結び>の<糸止め>は、今日のように、超大物のキハダが釣れ盛ることは想定していませんでしたので、現在、使用説明書に記載中の<糸止め方法>は、太いPEラインでは、多少、糸止めが甘くなってしまう可能性がございます。
従い、太いPEライン使用時は、下記の<糸止め方法>を採用していただけますようお願い申しあげます。
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2)PEライン主線を、左右の糸止めの周囲のボディにグルグルと5~6回巻付ける。
この時、表面では、ラインが糸止めのゴムリングの直ぐ下に接するように巻付けてください。
- 3)PEライン主線を5~6回巻付けたら、再び左右の糸止めの間に挟んで止めます。
4)リーダー端線を、左右の糸止めの間に挟んで止めます。
注:リーダー端線が長い時は、PEライン主線と同様、糸止めの周囲のボディに巻付けてから、糸止めの間に挟んで止めることもできます。
5)反対側のリーダー主線には、ハーフヒッチ時に力は掛かりませんが、ボディの周囲に数回巻付け、PEライン主線と同じように、ボディの間に挟んで止めると全体が安定します。
6)これで、PEライン主線、リーダー主線、リーダー端線が全て固定できました。
目一杯の力で、ハーフヒッチ仕上げをすることが出来ます。
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上記<糸止め方法>は、PE4号以上の太糸を使い、目一杯の力でハーフヒッチ掛けをする時の方法で、PE0.4~3号糸では、従来の<糸止め方法>をご活用ください。
本日現在、上記の <糸止め方法> は、使用説明書や動画中には反映できておりませんので、ご了解をお願い申しあげます。
さあ、<かんたんリーダー結び>の<結節強度100%のPRノット>で夢の超大物と対決してください。