結束強度100%・ビミニ・ツイスト & PRノット

欧米流のスポーツ・フィッシングでは、決められた強さ(ポンド表示)のラインで大物と対峙するため、ラインとリーダーの結び目で強度を落とさないように、結束(結節)強度100%の素晴らしいノットが考案されてきました。

ところが、PEラインの出現で、今までのノットの常識が通用しなくなってしまいました。

ナイロン・ラインでは強度100%ノットとして世界的に有名な<ビミニ・ツイスト>でも、PEラインでは強度が70%強しか出せません ・・・ つまり、10ポンド・ラインを使っても、7ポンドの力で結び目が切れてしまうと言うことです。

今日、PEライン用として様々なノットが使われていますが、それぞれの強さは、どれくらいなのでしょうか?

この疑問にお答えすべく、ノットの強度テストをしたところ、強いと言われてきた摩擦系ノット中でも、実際に強度100%を発揮できたのは、<密巻回数が60回の長めのPRノット>だけで、<MIDノット>や<FGノット>でも80%前後の強度しか発揮できず、<ユニ・ノット>に至っては、わずか50%前後と、何と、2倍以上の差がでることが判明しました。

いつも強度100%ノットを使えれば最高ですが、アジングなどの小物釣りで、秒を競ってキャストしたいときなどは、3分かかる摩擦系ノットでなく、30秒で結べる<オルブライト・ノット>でも十分に対応できます ・・・ 万一、大物の外道などが掛ってしまったら、運が無かったと諦めればいいだけです(笑)。

ただし、マグロやGTなど、ライン強度ギリギリの超大物とやり取りをするような釣りでは、船上で作り直す時でも、<強度100%のPRノット>が不可欠です・・・<強度80%のFGノットやMIDノット>では、1ランク下のラインを使ったのと同じ結果になってしまいます。

色々なノットの強度と特長を知った上で、最適なノットを対象魚・釣り方・状況に応じて使い分けができれば、釣りがより楽しくなると思います。

自宅で準備をする時は、可能な限り強度100%に近いノットを作っておき、釣り場で作り直しをする時は、対象魚と時間的な余裕を考えた上で、より短時間で結べる予備的なノットも併用すれば、いつも納得のゆくライン・システムが使えます。

テスト結果の一覧表は下記の通りですが、詳細は<豆知識>中の<★PEライン用ノットの強度比較>をご覧ください。

ノット比較表2s

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