投げキス<8の字結びの作り方>

私の投げキス<仕掛編・その2>で、エダ針の端に、<8の字結び>で<輪>を作るとご紹介しました。

IMGP2628RSSN<8の字結び>は、釣りの教則本などで、エダ針の端に<輪>を作る基本的な結び方として、左のような写真やイラストで紹介されています。

もし、長さ40cmのエダ針の端に<長さが5~7cmの輪>を作るのであれば、この写真だけで誰でも簡単に結べると思います ・・・ 実際に、40cmのエダ針なら、長さが5~7cmの輪を作れば、ちゃんと使えます。

ところが、長さ4cmの短いエダ針の端に、<長さが5~7mmの輪>を作るとなると話が変わってしまいます。

<輪>が小さ過ぎて、どんなに指先が器用でも、かなりの練習と慣れが必要で、上手になっても、50本・100本と数が増えると、肩が凝る目が疲れるで、大変な作業になってしまうのです。

私も、昔は、指先と<爪楊枝(ツマヨウジ)>で作っていたのですが、ある日、<爪楊枝>よりも遥かに楽で綺麗に作れる道具を発見し、以来、愛用しています。

文房具店で1本当たり1~2円で買えるので、弊社で新兵器として売り出す訳にもゆかず(笑)、私一人で楽しんでいましたが、今回、公開をさせていただきます。

その道具とは、どこの家にもある、紙をとじる<クリップ>なのです(笑)。
それも、一番シンプルな<ゼム・クリップ>と呼ばれるものです ・・・ 因みに、これは1890年に英国のゼム社が発明して、この名称になったそうです。

IMGP2610RSSNFF<ゼム・クリップ>は、写真のように<特大 34mm><大 29mm><小 24mm>が一般的です。

この3サイズを見ると、長さが変わっても、内外枠の幅は1mmずつしか変わらず、又、<小><大>の線径0.8mmに対し、<特大>は丈夫な1.0mmなので、私は、丈夫な<特大>を愛用しています。

ここから先は、<ゼム・クリップ特大(以下クリップと言います)>を使って説明します。

IMGP2649RSSN写真のように、<クリップ>の2重になっている部分をまっすぐに広げると、外側(左側)の<U字部の幅>は9mm、内側(右側)は6mmになります。

使い易いように、プライヤーで両先端を少しだけ斜めに曲げて、幅を半分くらいに狭くします。

 

実は、この<U字部の幅>が<8の字結び>の<輪の長さ>になります・・・つまり、<特大>では、<9mm>と<6mm>の2種類の<輪の長さ>を選べます・・・今回は、内側を使って<長さ6mmの輪>を作ります。

以下はその作り方です・・・透明ハリスは写真に写りにくいので、ここでは黒いハリスを使います。

IMGP2644RSSH(1)先ず、エダスの長さが4cmになる位置で、爪でエダスに折り目を付けて、エダスを折り返します・・・この位置決めは、物差し(スケール)を使っても良いのですが、人差指の第2関節のスジの位置に、針の先端部を押し付け、爪の位置でエダスを折り返すと、簡単に約4cmが得られます・・・人により、人差指の長さが違いますので、位置を調節して下さい。

IMGP2652RSSH(2)エダスに長さ4cmの折り目を付けたら、折り目から針までの<エダス2本>を束ねたまま、右手の親指と人差指の中で<輪>を作って保持します。 <輪>は、イラストのような形になります。

注:以下、<黒丸●>は、指の裏のエダスの位置です。

 

8の字結び2

 

 

 

 

 

IMGP2656RSS2NH2(3)次に、左手の人差指と親指で、<輪>から飛び出している上下の両端をつまみます。

注:つまむ時、左手は<人差指を手前>にしておきます。

 

 

IMGP2657RSSNH2(4)そのまま、左手を180度ヒネリます。 180度ヒネルと、エダスは下記イラストのような形になります。

注:ひねった後、左手は<親指が手前>に変わります。 尚、<針>の字は、指の裏にある針の位置です。

 

8の字結びRSS

 

 

 

 

 

 

IMGP2659RSSNH(5)180度ひねったら、エダスの交差部をしっかり押さえて、右手を離します。

この時、<エダス2本>を束ねた<輪>と、<折り目>の部分が左手の親指と人差指の押えから、外側に出ていれば合格ですが、ここだけは多少の慣れが必要ですので、何回も練習して、素早く出来るようになってください。

IMGP2661RSSNH2(6)ここで、<クリップ>の登場です。
<クリップ>の幅6mmの<U字部>を、2本のエダスを束ねた<輪>の中に、手前側から通します。

<U字部>を前方に伸ばし、U字に曲がった先端で、<折り目>部を引っ掛けます。

 

IMGP2663RSSNH(7)<U字部>を手前に引き戻して、<U字部>が<輪>から半分位出た状態にします。

 

 

 

IMGP2665RSS2NH(8)ここで、右手で持っている<クリップ>の<U字部>を180度回して、引っ掛けた<折り目>の先端が、<U字部>の上側に来るようにします(引っ掛ける方向によって、既に、上側に有る時は、この回転は不要です)。

 

 

IMGP2668RSSNH(9)左手で<エダス2本>をしっかり持って引き、全ての糸を<クリップ>の幅6mmの<U字部>に巻付かせ、巻き付いた糸に<軽い巻グセ>が付く程度に、軽く引きます。

 

 

 

IMGP2669RSS1NH(10)<クリップ>を<エダス2本>と並行な方向に傾けながら、エダスを引っ張ると、巻付いた糸が<クリップ>上を滑って抜け、抜けると同時に、結び目が締まって、<長さ6mmの輪>を持った<8の字結び>が出来ます。

 

 

IMGP2671RSS1NH

 

 

 

 

 

IMGP2674RSS1NH(11)<8の字結び>をしっかり締めたら完成です。

エダスをカットしたら、すぐに次の針を<スピード針むすび>で結び、再び、上記で<8の字結び>の<輪>を作ることを繰り返します。

この操作手順によって、カットして捨てるハリスは、針結びの時の先糸だけになります。

上記3サイズの<クリップ>だけで、最小4mmから、最大9mmまでの<輪>を作れます。
<ゼム・クリップ>は、上記3サイズ以外に、超特大(長さ49mm)も有りますが、何も<ゼム・クリップ>を使わなくても、古いテンビンのステンレス・アームを<U字型>に曲げても十分で、これなら、<輪>の大きさもお好みですね。

と言うことで、手順さえ覚えれば、同じサイズの<8の字結び>の<小さな輪>を何百本でも、簡単、確実に作れますので、投げ釣りに限らず、色々な釣りにご活用ください。

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さて、南から、桜の開花も始まりました。
いよいよ、釣りシーズンも開始ですね  ♪♪♪
皆様、楽しい仕掛で、楽しい釣りを!

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ところで、気象庁で <さくらの開花状況><満開状況>を、あの靖国神社のさくらまで使ってニギニギしく発表してますが、これって役所(気象庁)でやる<仕事>なんでしょうか?・・・ 天気予報が当たらないんで、開花予報でお茶濁しなんでしょうか(笑)?・・・ よっぽど暇なんでしょうか?・・・ なら、ついでに、水温上昇と<シロギスの接岸状況><爆釣状況>なんかもやって欲しいですよね・・・ん、これって水産庁かな?

 

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