ファジーなヒマツブシ : 釣り糸とギター弦

今年も桜の開花が始まりましたが、私のホームグラウンド・房総半島の砂浜で、投げキスが釣れ始めるのはもう少し先のようです。

以前の房総半島では、桜の満開あたりから、日並次第ですが砂浜にキスがポツポツと回遊し始めたのですが、近年、温暖化にもかかわらず、冬は寒波が強くなってしまうようです ・・・ 極寒、酷暑、大雨、大雪など、極端な気象になってきてるんでしょうね。

砂浜からの投げキスは、寒波が収束し、気圧が安定し、風が弱くなり、沿岸の海水温が上がり、海水も澄んでくるまで待たねばならないので、時間差が出てしまいます。

もっとも、越冬ギスの延長と割り切って、水深のある堤防や磯場を狙えば、それなりには釣れるのですが ・・・ やっぱり砂浜の爽快な投げ釣りとは違うので、なかなか堤防には行く気になれないんです ・・・ 堤防ファンの皆様、ゴメンなさい(笑)!

こんな釣りの閑散期は、インドアの趣味を楽しむのが無難で、私は 下手なギターでヒマツブシ ですが、釣り糸がギター弦として使え、ウクレレやベースの弦としてもかなり活用されているようなので、ご参考までにご紹介します。

左が私の一張羅の愛用ギターです ・・・釣竿で言えば、一応、カーボン含有率が80~90%位の初心者~中級者向けといった感じですが、プロから見たら超安物でしょうね(笑)!

このギターはフラメンコ用で、クラシック用とほほ同形なのですが、音の立ち上がりを良くするために、ボディが薄く、弦を張るネックも細く、ギター全体が軽く作られています。

 

このボディに6本の弦(1~6弦)を張るのですが、高音側1~3弦(写真の上側3本)は、透明なナイロン、又はフロロカーボンの単線弦で、低音側4~6弦 (写真の下側3本)は、細い繊維を束ねた複線の外周に、銀メッキした細い銅線を密に巻付けた構造になっています。

 

 

ギター弦は1m巻で販売されていますが、短い割にそこそこの値段なので、ギター好きの釣り人(あるいは、釣り好きのギタリスト)なら誰でも、少なくとも、1~3弦の単線弦は、割安な釣り糸で代用できるのではと考えてしまうのです(笑)。

実は、この代用は既に多くのギターファンが実証済みで、ネット上には、色々な代用釣り糸が紹介されていますが、私も、色々試した結果、下記の釣り糸を愛用中なんです。

ギター1弦の代用 : フロロカーボン12号(又は ナイロン18号)
ギター2弦の代用 : フロロカーボン16号
ギター3弦の代用 : フロロカーボン26号

釣り糸のメーカーやブランドは、ギターファンのネット紹介をご覧いただきたいのですが、使える糸は、いずれも澄んだ音が出せる硬質ラインで、軟質ラインではこもった音しか出てくれません。

調べてみると、世界のギター用の有名弦の多くを、日本の釣り糸メーカーが製造しているとのことです ・・・ さすが、高品質の日本製ですネ!

上記で、1~3弦は釣り糸で代用できるのですが、現在、4~6弦の金属巻弦を割安なラインで代用できないものか思案中なんです ・・・ まあ、難しそうですが、首尾良く見つけたらご紹介します。

と言うのも、ギター弦で、一番ダメージを受けやすく、交換頻度の高いのが、この金属巻弦なんです。

特に4弦は、極細の金属巻線が、ギターの金属フレットに当たって短期間に摩耗し、使い始めて1週間もしないのに、巻線が切れてしまうんです。

軸になっている複線部は問題無く、外周の巻線が切れるだけなのですが、音が悪くなるだけでなく、巻線の切れ端が、フレットを抑える指に刺さったり、指を切ったりするので、切れた場所以外はまだ使えるのに、新しい弦に交換せざるを得なくなるんです(涙)!!

そこで、最初に考えたのが、外周の金属巻線の摩耗が目立ってきたら、巻線が切れる前に、弦の両端を5~10mmほど移動して張り直し、金属フレットには摩耗していない巻線部が当たるようにして使う方法なのですが、移動後、しばらくは大丈夫だと思って弾いていると、突然、摩耗部がプツンと切れてしまうことが有るんです(笑)!!

で・・・更に考えたのが、釣りに使う瞬間接着剤で、切れた巻線部を固めて補修する <セコイ方法> なんですが、これが予想以上に使えるんです(笑)!

巻線部が切れたり、大きく摩耗したら、先ず、上記の方法で、弦を5~10mm移動し、弦を適正に張り直した後、切れた(摩耗した)巻線部に瞬間接着剤を塗って、巻線部をしっかり固定・補修してしまうんです。

これにより、摩耗部が切れたり、切れた巻線の先端が飛び出して指に刺さったり、指を切ったりする心配がなくなります。

勿論、接着剤により弦の響きが悪くなる可能性が大なのですが、私のような素人ギターには、音色の違いなど判らないので大丈夫なんです ・・・ 特に練習用は、何の問題もありませんネ(笑)。

尚、切れた巻線部に瞬間接着剤を使う時、瞬間接着剤が飛散したり(※)、垂れたりして、大切なギターに付着しないよう十二分に注意する必要があります ・・・ 私は、写真のように、ギターを横に寝かせて、大き目の厚紙(2枚重ね)を弦の下側にセットし、慎重に瞬間接着剤を塗り、完全に乾かしてから厚紙を外すようにしています。

この方法を思いついてから、弦の使用寿命(?)を3倍近く伸ばすことに成功しました (笑)! ・・・  ご参考までに、一般的には、弦は1週間に1回位の頻度で交換し、コンサートなどでは、毎日弦を交換するプロ・ギタリストもいるそうです。

追伸 :

※ 上記の方法によるトラブルやギターのダメージなどにつきましては、ご自身の責任で対処していただけますようお願い申し上げます。

※ 瞬間接着剤は、先端のピンを抜いて使いますが、ピンを抜く瞬間に液体が飛散することが多々ありますので、ギターの近くでは操作しないようにご注意ください ・・・ギターに付着すると取れなくなります。  因みに、私は釣具の補強や、ギター爪の強化に瞬間接着剤を多用しますが、いつも操作する机の面上は、瞬間接着剤の飛沫痕だらけです(笑)。

 

 

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