9月以来、何やかやで、なかなか爆釣祈願にも行けませんでしたが、先週、シビレを切らして房総半島を視察してきました。
と言うのも、今秋、房総半島からは、まだ好釣・爆釣のウワサが全く聞こえてこないからなんです。
以前は10月に入ると、房総半島各地の浜で、秋ギス・落ちギスの好釣・爆釣が始まったのですが、近年、温暖化の影響か、遅れ気味なんです。
本ブログでも、過去2回の束釣り(岩井海岸、鴨川海岸)は、いずれも11月なんですが、10月中旬ともなれば、落ちギスの走りが始まるのを期待して、様子を見に行ったんです。
台風22号は中国に抜けたのですが、秋の高気圧が変な位置にあって、強い北東風が吹き、更に、小さな低気圧がウロチョロして、海況が安定してくれないんです。
北東風だと、外房は波で濁りが出るため、当日は、南房から内房を探ってみることにしました。
最初に向かったのは、北東風の風裏になる平砂浦で、8月初旬、ミニ爆釣を楽しめています。
平砂浦に到着すると、期待通りの風裏にはなっているのですが ・・・何故か? 結構大きなウネリが入り、波が護岸のテトラを乗り越えている状態なんです。
それでも、狭くなった砂浜から投げてみると、1投目から小気味良い当たりが出て、4本針に2連のスタート。
でも、平砂浦で釣れたのは、何と何と、この2尾だけだったんです(笑)!
大きなウネリ波で、浜歩きのポイント捜しもできないので、早々に平砂浦を諦め、内房に向かって移動を開始しましたが・・・
◆浜田海岸~塩見海岸~大賀海岸は、向かい風、海水が白濁気味でパス。
◆北条海岸~八幡海岸は、竿を出したものの魚っ気が全く無し。
◆南無谷海岸は、モロ白濁でパス。
◆岩井海岸では、何と、若者が集合し、茶色い波間でサーフィン中。
◆勝山海岸~大六海岸~鱚ケ浦海岸も、白濁気味でパス。
◆最後、保田海岸にたどりつきましたが、ここも白っぽく変色しています。
これ以上、北上する気力も失せて、保田で2時間ほど、ピンギス中心に天婦羅ネタを拾って、早々に切り上げました。
拾った天婦羅ネタは、18cmを頭に、ピンギス混じりの12尾で、爆釣の兆しどころか、キスが居るのかも不安になるような極貧果でした(涙)・・・ 天婦羅は美味しかったですけどね(笑)!
まだ海水温も高く、落ちギスの爆釣シーズンに入っていないのかも知れませんが、それにしても、秋に房総の浜を12ケ所も視察してツ抜けがやっととは ・・・ <情けない>を通りこして、海は大丈夫なのか心配になってしまいます。
11月からの爆釣シーズンが待ち遠しいですね!